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アルコール依存症についての本

アマゾンでアルコール依存症と検索するとたくさんの本が出てくる。ちなみにgoogleでアルコール依存症と検索すると結構上位に私の入院した病院が表示される。

世の中アルコール依存症に情報は溢れているというわけである。アルコール依存症に関する情報は、もし得ようと思うならそれほどむづかしいことではない。残念なことに、アルコール依存症の人々は自分から情報を得ようとすることはまず無いのだけれど。

このブログを始めてから、初めてコメントを頂いた。とても嬉しかった。このブログは、一応体系的に、ある目標を持って書こうと思ってはいた。伝えたいことがあり、そのことを支えるエピソードを複数回書く。そして次の伝えたいことに移る。そう思っていたけれど、1週間も時間を空けてしまうと、ストーリーがどこまで進んだか忘れてしまう。自分で書いたブログを見たら判るのではと思うかもしれないけれど、ブログは実際の末端の作業現場であって、それを見て設計図を思い出すのはなかなか難しい。

これからなるべく1週間に1回はきちんとブログ書こうとは思う。たとえ、何をどこまで書いたかわからなくなっても、今日書くものが、既に前回書いたものであったかもしれなくても、それはそれで良いだろう。

さてその頂いたコメントに、「なだいなだ」氏の下りがある。なだいなだ氏の著書は私の手元に一冊ある。「アルコーリズム―社会的人間の病気」。この本は、内容は少々古臭いが、アルコール依存症については、ほぼこれ一冊で全てが理解できる名著だと思う。古臭いとはいえ、30年前のアル中も、現代のアル中もそうたいして変わってはいないのだから。

確かに、数ヶ所については、ちょっと違うかもと思う部分はあるかもしれない。しかし、アルコール依存症のことを全体的にわかりやすく伝えてある本だと思う。今手元にあるこの本をパラパラとめくりながら、以前熟読した記憶を呼び起こす。内容を思い出してみる。この本は、改めてとても良く書かれていると思う。この本を一冊読めば、それだけでもう他のアルコール依存症に関する本は読む必要は無いように思う。アルコール依存症とは何かという問題に淡々と答えてくれる本だと思う。

一つこの本に加えたいと思うこともある。いや、この本を読んだら、その後、深く考えてもらいたい問題と言った方が良い。それは、なぜ、「アルコール依存症は、そうなってしまうのか?」ということだ。私はアルコール依存症患者として、私は、アルコール依存症になるべくしてなったと思っている。酒との付き合いが浅かったとしても、やはり私はアルコール依存症になっていたと思う。アルコール依存症に陥る人間は、その原因が、酒にあるとは限らないということ。もちろん、アルコール依存症になるためには、必要最小限の酒との付き合いは必要だが、必ずしも、むちゃくちゃ大量の酒を長期間飲み続けなければならないのかというとそうではないような気がする。

つまり、アル中になるやつは、なる。そいつが大酒のみだろうが、じゃなかろうが、なるやつはなるし、ならないやつはならない。アル中になる要因の最も大きいものは、酒ではなくて、別のところにある。酒は必要条件のひとつに過ぎない。

「酒を止めて生きるか、酒を飲んで死ぬか」なんてよく言われる。アル中が酒をなぜ飲むのかを考えると、多分、生きるために飲んでいるような気がする。ポッカリ空いた穴を埋めるために。生きているという感覚を得るために。だから飲む。酒がないと、生きてはいるけど、つらくてつらくて仕方ない。それは大人になると顕著になってくる。いつまでも子供の世界で生きては行けないから。だから生きるのがつらくなる。

アル中にとって「酒を止めて生きるか、酒を飲んで死ぬか」は、ちょっと違うな。「酒を止めて生きたフリして死ぬか、酒を飲んで実際死ぬか」が正しいかな。

アル中は、依存症の一つ。たまたま私が選んだのは、アルコールだった。依存するものが、たまたまアルコールだった。根源の依存症体質は、どのように、私の場合は形成されたのか。このブログで過去の記憶を手繰り寄せ、思い出すことができるといいなぁ。

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Author:YJ
アルコール依存とベンゾジアゼピン系薬物依存の記録。

I hope this blog is of some help to those wandering in the darkness with no way out like I used to be.

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